当院ではこのような症状に実績があります。
- 毎日目が回って辛い
- 様々な病院で検査したけど「異常なし」の診断だった
- めまいが強く、歩行や立ち上がることも難しい
- めまいの頻度が高く運転ができない
- 症状が重く真っ直ぐに歩けない
症例1
患者
男性 40代
来院
2008年7月
症状
6年前からの腰の痛み、臀部痛、首の痛み、手の痺れで来院。最近特に腰、頸ともに激痛が走り眠りが浅く目の痛みやかすみ、めまいと片頭痛も感じるようになってきた。
国立病院から脊損センターにて検査。頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニアと診断された。
整形外科では鎮痛剤ロキソニン処方され併せて漢方薬も血行促進を前提に服用中であるが中々改善に至らず知人の紹介で来られた。他の症状では両足指先の痺れと右手痺れ及び震えがある。
施術内容と経過
立位検査右肩下がり 首前方傾斜 挙上検査右30左30 ASIS検査左2.0上方 PSIS左下方1.0 膝曲げ検査右1.0 膝上げ検査右2.0
立位検査にて背骨C字湾曲でまっすぐ立てない。斜めになっている事に自覚が無いとの事。歩行30分で痛みが出るらしく片方重心で骨盤の歪み大である。1~4回までの施術は痛みによる筋肉緊張を和らげることに集中した。少しずつではあるが背中及び首周りの力が抜けるようになったので腰部の牽引施術を毎回入れるようにした。10回目からは歩行時の痛みが10分以上長く歩けるようになってきた。今後も全身の緊張をとりつつ体幹部分を中心に施術して今以上のバランスを身体に覚えさせていきたい。
施術に使用した技
腰背部筋弛緩法・上腕回転筋弛緩法・体幹揺らし牽引法・挙上揺らし牽引法・頚椎筋弛緩法・後頭部揺らし牽引法・頬骨脈動調整法・側頭骨軽圧法
考察
自営業(ネット通販業務)でかなりの時間デスクワークをして首、腰ともに前かがみが何年も続いたのが原因である。それによる頚椎前傾、背骨の正常なカーブの崩れでいろんな部位に痛みが出てきた神経伝達系の乱れも含まれる症例である。そして集中すると時間を忘れ夜中も延々と仕事をされ睡眠不足で疲労蓄積も要因のひとつであると思われたので毎日の入浴と睡眠時間の確保を指導している。